仕様と根拠
候補にする条件
現金の各行について、まだ組になっていない電子決済の行の中から、金額が完全に同じで、日付の差が許容日数以内のものを探します。店名の照合を選んだときは、空白を除き全角半角と大文字小文字をそろえた店名の一方がもう一方に含まれることも条件です。条件に合う行が複数あれば日付の差が小さい行を選び、1 つの行は 1 組にしか使いません。
合計の出し方
候補の組は現金側の行を重なりとみなし、現金と電子決済の合計を足した金額から候補の金額の合計を引きます。CSV は RFC 4180 2 節の読み方、日付は RFC 3339 5.6・5.7 の実在する年月日として扱います。家計の記録は現金だけでは全体を把握しにくくなっている、という家計管理の背景は知るぽると(J-FLEC のアーカイブ)で確認できます。
根拠にした仕様・資料
| 仕様・資料 | 確認日 | 使った箇所 |
|---|---|---|
| RFC 4180 Common Format and MIME Type for Comma-Separated Values (CSV) Files | 2026年10月29日 | 2 節の 1〜7(行・見出し・値の数・二重引用符)。組み合わせの条件は規格の定めではなく、このツールの定義 |
| RFC 3339 Date and Time on the Internet: Timestamps | 2026年10月29日 | 5.6(full-date)・5.7(月ごとの日数)・付録 C(うるう年) |
| 知るぽると「家計管理とは」(金融広報中央委員会のアーカイブ。2015年10月時点) | 2026年10月29日 | キャッシュレス決済の普及で現金出納だけでは全体を把握しにくく、見えにくいお金の流れも記録する必要がある旨。最新情報は J-FLEC で確認するよう案内あり |
指摘の段階
- エラー: 仕様に反していて、正しく読めない・処理できない入力です。
- 警告: 読めるものの、仕様の推奨に反する・矛盾する・意図と違う結果になりやすい入力です。
- 情報: 誤りではありませんが、知っておくとよい扱い(読み飛ばした部分や解釈)です。
入力の扱い(送信しない仕組み)
処理はすべてお使いのブラウザの中で行います。処理の本体はこのサイトから配信する小さなスクリプト(/app.js)で、外部のサービスやライブラリを読み込みません。ページはブラウザに通信を禁止させる設定(Content-Security-Policy の connect-src)つきで配信しており、入力した内容がサーバーや第三者へ送られることはありません。ファイルを選んだ場合も、端末の中で読み込むだけです。
このツールでできないこと(制約)
- 候補は金額・日付・店名が条件に合うだけの組で、同じ支出だと断定できません。同じ金額を同じ日に 2 回使った場合も候補に出ます。
- 店名の表記ゆれ(略称・支店名・決済会社の表示名など)は完全には扱えません。一致しないときは店名の照合を外して確かめます。
- 金額は整数の円だけです。ポイント払いや外貨、通貨記号・単位つきの金額は扱えず、その行は除いて警告します。
- ファイルは UTF-8 として読みます。Shift_JIS の CSV は文字化けするため、UTF-8 で保存し直してから使います。
ご利用にあたって
- 出力は候補です。除く前に必ず元の明細(レシート・利用明細)で同じ支出か確かめてください。
- 税務・会計の処理が必要な帳簿には使わず、家計の見直しの目安としてお使いください。